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なおしのにっき

ミュージカル レベッカ 「わたし」役の桜井玲香さんのこと。

桜井玲香さんが「わたし」役で出演されていたミュージカル「レベッカ」を観劇してきました。大塚千弘さん、平野綾さんとのトリプルキャスト。リボンの騎士での「へケート」役などありましたが、本格的なミュージカルは初めての桜井玲香さん。その姿と成長を見たくて、玲香さんが出演される舞台に幾度か観に行ったのですが本当に楽しかったです。

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シアター1010でのプレビュー公演から、刈谷市総合文化センターアイリス 大ホール、久留米シティプラザ ザ・グランドホール、梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティでの全国公演。そして、シアタークリエでの東京公演と観てきました。

 シアター1010で最初に観たとき、マキシム役の山口祐一郎さん、ダンヴァース婦人役の涼風真世さんの歌声の迫力が凄く、玲香さんもそれに抗おうとしているものの、やはり本物は違う…と思った次第でした。ただ、玲香さんの演技の表情は本当に良く、特に怖れの表情はすごく引き込まれました。なので1幕部分はすごく良かったです。特に、ダンヴァース夫人に怖れを抱いているシーンや、舞踏会の前に衣装を着るシーン。クラリスとのやり取りは本当に可愛く、可憐な「わたし」が出ていました。ただ 2幕の強さ、凛とした姿を出す部分はもう少しできるなって思いました。そして歌声はこれはまだ敵わないなと。玲香さんの歌声は確かに綺麗、可憐な声で僕は好き。それにしても相手が強いと感じました。けれど、リボンの騎士のへケートの時もそうだったのですが、あの時、最後にはヘル夫人のはいだしょうこさんに近づき、きちんと歌っていたんですよね。きっとどんどん良くなるだろうな、って期待感はありました。
 そして、このミュージカル「レベッカ」本当に楽しい、って感じました。Wキャストのダンヴァース夫人役の保坂知寿さん、フランクの石川禅さん、ジャックの吉野圭吾さん、ヴァン・ホッパー夫人の森公美子さん、等々考えてみれば錚々たる方々が出られているのだから、当たり前なんですよね。僕もミュージカルは観る方として「初級」。皆さんに圧倒されました。こういった方々に囲まれた厳しい環境、大塚さん、平野さんという凄い方々と比べられる環境下で、玲香さんがどう変化してくるのかな、って感じました。声量や発音、演じ方、どう変わっていくんだろうって。

 全国公演で地方で公演する中で、言葉の発し方が少しずつ変わっていった気がして 昨年の12月が終わりました。歌声も言葉が少しづつ強くなり、慣れもあるのだろうけど、表情も怖さ以外の部分、堂々とした立ち振る舞い、柔らかい笑顔も自然に出てきて、演技も余裕が出てきました。昨年の大阪ではかなり前の席で観ることができ堪能できました。1幕でのダンヴァース夫人を怖れを持って接している部分、奇異に眺めている部分の演技がより鮮明になり、その部分を間近で観れて良かった。2幕での生まれ変わる姿、特に凛とする部分も出てきました。歩き方も背筋もピンと伸びてきた感じです。ここで少し余裕、2幕の「告白」のシーン以後に、もっと自信というか、余裕が出てくるといいな、と思っていました。

 そして年明けにシアタークリエで観たときに、「あ、凄い。変わった。」ってはっきり思いました。先ず台詞、歌で、それぞれの「単語の最初の音」がすごく強くなった感じを受けました。その結果、ストーリーがすごく頭に入って来やすくなりました。歌声も強くなりました。確かに声量、声の持続という点では、先輩の方々にはまだという部分はあるのですが、玲香さんの声質でしょうか、歌声にホント、爽やかな感じが残ります。声が耳に残る感じで、21歳の「わたし」、上流階級ではない「わたし」の無垢な姿が声から映りました。声のデザインの綺麗さはそのままで、強く言葉が出ているので素敵だなぁと思いました。「わたし」の可愛らしさもすごく残っていて、玲香さんの声はぴったりかなぁと(まあ、推し目線満載だけど(笑))。
 また、マキシムやダンヴァース夫人、マンダレイそのものに依存していた1幕での「わたし」。呪縛から放たれ自分に自信を得た2幕の告白のシーン後の「わたし」。この変化の演じ方も良かったです。1幕より2幕のわたしのほうが、台詞のスピードがゆっくりな気がしました。姿勢も綺麗になった。2幕でダンヴァース夫人と対する時に、姿勢や歩き方、所作の間がピッ、ピッとなっているように見えました。これらによって、2幕での「わたし」の精神面での安定がすごく出ていたと思います。少女→女性→母性、そんな変化が明確に分かるようになった気がします。

 千穐楽の前と千穐楽の日は、本当に集大成のような出来で、ひとつづつのシーン毎に、玲香さん、すごいなぁって。こんなに成長するものなんだ、と。保坂さん、涼風さんとも抗える力の片鱗が垣間見えました。保坂さんの歌声から醸し出される恐怖に立ち向かい、涼風さんの強い、圧する歌声に、抗おうとする強さを感じました。そりゃあ、まだ届かないところはあるとは思うけど、歯向かえているし、声が合わさった時にそれほど違和感なく、纏まってると感じたんですよね。このまま、歌声の強さをどんどん手に入れていったら、きっと将来大輪の花が開くんんじゃないかなと。
 こういったパフォーマンスって、きっとほかの出演者の方々、すべてが素晴らしいからってのもあります。山口さんは、早く進行しそうなところを、台詞の間を少し長くすることでゆっくりの流れに戻している気もしましたし、ベアトリスの出雲さんやジャイルズのKENTAROさんが「わたし」と一緒に歌うときなどは、ほんとリラックスしていて、玲香さんも楽しんでいる姿が観て取れました。観せる笑顔に少し普段のありのままの玲香さんの笑顔が感じられたから。フランクの石川禅さんは演技の時も、カテコの時も優しく見守ってくれていてました。ほんと、出演者の方々、皆さんが暖かったように見えました。

 千穐楽のカーテンコールの時の挨拶。玲香さんは「普段、アイドル活動をしていて、ミュージカルは初めてで、こんなど素人がこんな素晴らしい作品に、素敵な皆さんと出られて...これが最後にならないよう頑張っていきます。またお会いできると嬉しいです。舞台に立つ桜井玲香を見て頂けたら嬉しいです。」というような事を言っていました。最初に「「乃木坂46の」桜井玲香です」と冠名つけて挨拶したのも久しぶり感。きっと、まだまだもっと成長しなきゃ、って思ってるんだろうな、って勝手に思いました。いつか、自信をもって、「桜井玲香です」とだけ言う日くるよね、とも感じました。
 そして、山口さんが「またこうして素晴らしい才能がミュージカル界に一人誕生しました。」と桜井玲香さんについてコメントしておられた時、嬉しすぎて、本当に桜井玲香さんを推していて良かったと思いました。
 厳しい環境の中、少し背を伸ばせば届くところを積み重ねて公演を重ねて頑張ってきたんだろうな。格好いいな、そして、いい女優さんだな、桜井玲香さん。推し冥利に尽きます。ずっと推していきたい!

何より、桜井玲香さんのおかげで、こんな素晴らしいミュージカル、素晴らしい方々の演技を観れ、そして歌声が聴けました。ありがとうございます。

そんなわけでレベッカとても楽しめました。次は好きだったシーンについて書こうと思います。

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  1. 2019/02/06(水) 02:24:59|
  2. レベッカ(ミュージカル)
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Author:なおし
仕事をしたり、ランニングしたり、乃木活したりしています。
推しは桜井玲香さんです。

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